ニューヨークのブルックリン橋、メキシコ海軍の帆船衝突··· 少なくとも2人死亡·20人余り負傷

 


アメリカニューヨークの代表的なシンボルであるブルックリン橋でメキシコ海軍の訓練艦が衝突する事故が発生し、少なくとも2人が死亡、20人余りが負傷するという痛ましい事件が起きました。



1883年の開通以来、毎日10万台以上の車両と歩行者が利用するブルックリン橋の下を通っていたメキシコ海軍所属の帆船が、17日夕方9時(現地時間)頃、橋の下部構造物と衝突する目まぐるしい瞬間がカメラに撮られました。


巨大なマストと華麗な照明を備えたメキシコ海軍の訓練艦は、ニューヨークのイースト川を航行中、ブルックリン橋の下を通過しようとしたところ、マストの高さが橋のアーチの下の空間より低く、そのままぶつかってしまいました。 突然の衝突に驚いた市民たちは悲鳴を上げ、現場から急いで抜け出す姿が目撃されたりもしました。

事故に遭った帆船はメキシコ海軍士官学校の卒業生およそ270人の長期航海訓練のために15カ国を歴訪中だったということです。 現地メディアの報道によると、帆船は機械的な欠陥により一時的に動力を失い、操縦不能状態に陥り、事故が起きたと推定されています。




今回の事故により少なくとも2人が死亡し、20人近い人員が負傷したと伝えられ、残念さを増しています。 事故直後、ブルックリン橋は双方向通行が一時全面統制されることもありましたが、現在は安全点検を終えて正常に通行が再開されたことが確認されました。

ニューヨークのシンボルともいえるブルックリン橋で発生した海軍訓練艦の衝突事故は多くの人に衝撃を与えていて、事故原因について当局の調査が進められるものとみられます。